誰か僕の初めてを奪ってくれ~!!
第17章 祭とシャン…
シャン
「温かい…気持ちいい…」
シャンの身体は高揚していた…
祭
「シャン…俺にシャンの髪を洗わせて…?」
と、祭はシャンの髪に触れ…
指先で解いていく…
シャン
「うん…まつり…
あの…僕の…身体も…洗って欲しい…」
と、恥ずかしそうに言ってきた…
祭
「それから…?」
祭は、またも意地悪にシャンに問い掛ける
シャン
「えーっと…僕の身体を…濡らして…」
祭
「もう…髪も身体も衣も濡れてるよ?」
祭は意地悪に意地悪を重ねた…
シャン
「まつり…焦らさないでよ…
ずっと…ずっと…待っていたんだよ…」
と、シャンは祭から
綺麗に洗って貰った途端に抱き締めた…
そして…言葉を発せずとも
ふたりは…激しく…まぐわい…続けた…
金色に輝く満月の下…温泉の中で…
ふたりは重なりあった…