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誰か僕の初めてを奪ってくれ~!!

第3章 Chloeの妄想だったとは…



「編集長…
もう、この体勢は耐えられません…
セメル…ちょっと下ろしてくれる?
僕は少女漫画の胸キュン台詞で
トキメキたいの…」

セメル
「え…ッ!?
俺は今すぐにでも慰めいんだけど…」


 セメルは護を、お姫様抱っこをして
ふたりは、ずーっと見詰めていたのを
渋々、護を下ろしてやった…

 Chloeは自分の息子と、
その友人を巻き込んで切羽詰まっていた…


編集長
「護くん…少女漫画で胸キュンしたいのは
分かるけど…今日から始業式じゃないの?」

セメル
「そうだよ…護を迎えに朝早く
来たら、いきなり、コレだもんなぁ…」


 と、言いつつセメルは護を、
お姫様抱っこが出来て嬉しく思っていた…

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