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セメル
「うわっ…この絵…めっちゃ上手じゃん…
護…腕を上げたな…」

　と、セメルは護の頭を撫でた…
護はセメルの胸キュン仕草にキュンキュン♡

　だけど…

護
「だけど…この絵…僕が描いた絵じゃない…
僕よりも母さんよりも編集長さんよりも
絵が上手いよ…」

　その絵は色鉛筆で髪の毛一本一本
丁寧に色んな色を重ねて塗り…
色鮮やかで…光加減と…瞳の輝き…

セメル
「じゃあ…
護のスケッチブックで…誰が描いたんだ？」

護
「ちょっと待ってね…
僕の千里眼6.0を発動しますよ…」

　説明しよう…護の千里眼6.0とは…
遠くに居るイケメンを見る時に
発動する事が出来るのだ…えーっと、確か…
17頁を参照してくれれば分かります…。