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誰か僕の初めてを奪ってくれ~!!

第19章 教室で…


セメル
「誰かは知らないけど…説明ありがとう…」


「あぁん…駄目だ…僕とセメルの絵の中の
瞳を見詰めたけど…
3人の姿形しか分からないよ…」

 と護は嘆いていた…

セメル
「えっ!?瞳の奥っ!?どういう事っ!?」


「えっ!?良く写メで人を写した時に
誰が撮っているか…目の前に居る人が
瞳に映るって言うじゃん…だから…
この絵の瞳を見たら誰か描いたか
分かるかなぁ…って思ったんだ…」

セメル
「そっか…なるほど…
だけど、その千里眼6.0は今後は使用禁止…」

 と、セメルは護の瞳をジーッと見詰めた…


「えっ…?どうして…?」

 護はセメルに見詰められ…胸の鼓動が
速くなり目を反らせられないでいた…

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