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その夜　二人は　初めて　愛し合った。



流川と三井の出会いは　高校だった。
三井が３年で流川が１年だった。

三井は１年の時に　左膝が壊れ　入院した。
しかし　三井は　グレなかった。

流川のファンだった。というよりも
流川のプレイが好きだった。
だから　流川のプレイを見るだけで
三井は　元気に過ごしていたし
無事に　手術して　リハビリして
退院して　漸く復帰しても
三井は　流川が出る試合には必ず　見に来ていた。

友人たちも　頑張れ！とは言わず
ただ、ただ　三井の復帰を待っていた。

途中　流川の中学時代の先輩である彩子と
出会い、今は友達に。

女子バスケ部は　部員が足りなくて
三井が復帰する前に　廃部となった。

三井はバスケの選手になりたいと夢があったので
高校は　男子バスケ部のマネージャーでもいっかと
思ってたし　何よりも　流川が
湘北に来てくれたのが　三井は喜んだ。