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魔王に自ら拐われた皿洗い!!

第8章 異世界ファンタジー④


 皿洗いは魔王宮の寝室の扉の前へ…
皿洗いは重い扉を開け…

ギィィィィィィー


皿洗い「鳴海さぁん…
        お・ま・た・せ♡」


 ※皿洗い…うっかり魔王の名を
現実世界の名前である"鳴海"と呼び

 ペナルティ発生…

 それに気付いていない皿洗いである…

皿洗い「…あれ…?鳴海さん…?」

 天蓋付きベッドのナカを覗き込んでも
誰もいない…?

 あれ…?何処に行っちゃったのかな…

 鳴海さんが、ひとりでログアウト
出来るはずないもんなぁ…

 と後ろから…誰かに背中を押され…
皿洗いは…ベッドの上へ…

皿洗い「うわぁっ!!」

魔王「お前っ!!
この俺を待たせ過ぎだぞっ!!」

皿洗い「えっ!?な、鳴海さんっ!?」

魔王「皿洗いの分際でっ!!魔王と呼べ」

きゅんっ♡きゅんっ♡きゅーーんっ♡

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