もう奴隷のように犯されるのはイヤ…
第15章 【母をレイプした輩にレイプされたら這い上がれなくなった】
初めてウリをしたのは高校2年生の時だった。
大好きだった父の不倫現場を見てしまったのが原因。
母に言ったのは私。
すぐに離婚になった。
父が気持ちを入れ替えて戻って来てくれると思っていたらあっさり私も捨てられたの。
親権は母だけど、月1は父と会えていて、お小遣いも貰ってた。
不倫相手とは終わったみたいだったけど、また別の女を連れて歩いていた。
独身に戻って、何だか楽しそうに見える。
私と母だけが不幸になっていってる気がした。
月1会えていたのが2ヶ月に1回…3ヶ月に1回……となり、
半年空いた。
毎月の養育費も滞っていたみたいだ。
そんな矢先に母も寂しかったのか自暴自棄になったのか、お酒を飲んでは堂々と昼間から男を連れ込みセックスしていた。
反吐が出そうだ。
あんな家には居たくない、帰りたくない。
友達と遊び回ったり好きでもない男子とセックスもした。
でも気持ち良くないし、心の底からは笑えなかった。
自分を偽り、気持ち悪い口説き文句にも甘い声を出して喜んでるフリをした。
男にはなるべく媚びた方が良い。
怒らせるとマジで面倒だから。
感じてるフリも平気で股開いてる時も俯瞰的に思う。
私もあいつらの血を確実に引いてるんだな、と。
家にも帰りたくないからほっつき歩いていたら知らないオヤジに声を掛けられた。
「帰るとこないの?オジサンと3万でどう?」
「はぁ?何言ってんの〜?」
最初は相手にしてなかったけど、見た目が父そっくりだった。
父をもう少し老けさせた感じ。
セックスはしたくないけど、話してみたいと思った。
「お腹すいた」って言ったら回らないお寿司屋に連れてってくれた。
喋り方とかも声も父に似ている気がした。
そうか、私……父を求めてるんだ。
もう半年以上会えてない。
3万でどう?って声を掛けてきたエロいオヤジなはずなのに、まだ一緒に居たいと思った。
悪い人じゃないって都合良く解釈して、父と重ねていたのかも知れない。
「ホテル行く?行かない?」
帰ろうとしない私に期待もあったんだろう。
もう自分でも警戒心がない事も気づいてる。
こんな事しちゃダメだってわかっているのに、父と似たこの人に身を委ねてしまった。
私……何やってんだろうって思うよ。
シャワー浴びてバスローブ姿で今日会った人に跪いてフェラしてるんだもん。