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12歳年下の彼に溺愛される話

第7章 12歳年下の彼に看病される話


後…、2日後の月曜日には…

私のインフルエンザの

熱は下がったんだけど。

彼は…インフルエンザにはならないけど、

普通の風邪は…引いてしまうみたいで。

自分がインフルエンザで

療養するのにお休みしてるはずなのに。

何故だか…インフルでも無く

コロナでもないのに、

熱を出してしまっている、

港斗君の…看病をする

ハメになってしまって居る。

「はい、港斗君…、お粥出来たよ?」

『す、すい…ません…、巴さん…ッ…』

「まぁ…丁度…私のお休みに合わせて
有休取ってくれてたから、
丁度…お休みで…良かったね…港斗君。
どう?食欲ありそう?食べられる?」

『巴さんが…、お粥僕に
食べさせて…くれるんですか?』

風邪を引いてしまって、
熱を出して、気弱になっている
年下の彼は…可愛い感じで。
ついつい…世話を焼いてしまって居る。

「もう…しょうがないなぁ…」

お粥を…レンゲですくうと
ふぅふぅと…吹いて冷ますと。

「はい、港斗君、あ~ん」

雛鳥の様に口を開けて待っている彼に
作ったお粥を食べさせて。

『美味しいです…巴さん』

「はい、あーん。
これ、食べられるだけ食べたら。
お薬…ちゃんと飲まないとね」

港斗君にお粥を食べさせて。
処方された薬を飲ませて、
マットレスに戻そうとすると。

こっちが寝かそうとする力に
彼が反発して寝ころぼうとしなくて。

「港斗君?食べたんだったら
ちゃんと、横になって休まないと」

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