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12歳年下の彼に溺愛される話

第1章 『私』と『彼』との馴れ初めの話


他の習い事も始めて、

家から出る用事を作る事にして。

ぐうたら生活をやめて

良く言う自分磨きを始めたのだが。

その…近所のスポーツジムに通い始めて。

1ヶ月が過ぎた頃…、そう4月頃から…。

この辺りに引っ越して来た人なのか…。

決まって、水曜日の夜に…いつも来る。

『彼』を…ジムで見かける様になった。

元々スポーツマンなのか、

『彼』は筋肉質な身体をしていて。

自分はマシンでゆるゆるとマイペースな

トレーニングをしながら、

若い男の子が…汗を流す姿が…

月の会費だけで拝めるなんて…、

目の保養…と思いつつ…。

余りじろじろと…見すぎない程度に…。

『彼』の事を見てしまって居たのだが。

最近の…私の…楽しみは…、

その水曜日にジムで出会う…彼を

見に行くこと…みたいになりつつあって。

5月…になった…ある日の事…。

私が…マシンでトレーニングをしてる横を、

その彼が…通り過ぎる時に。

『息…、止めてしまわないで…、
吐くのを…意識すると良いらしいですよ?』

そう…通り過ぎ際に…、
声を掛けられてしまって。

「は…はいッ…、すいません…っ…」

それから…、マシンのトレーニングの時は
息を止めてしまわない様に…と、
意識をする様に…なったのだけど。

呼吸を意識し始めてから、
家に居る出戻りの妹にも。

『巴姉、最近ちょっと

締まって来たんじゃない?』

と…妹の千冬が言って来たので。

一緒いジムに行くかと…声を掛けたら。

妹も…行こうかなって言ったので。

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