人間しか存在しない。
第1章 story
(あっ…あたし…、、)
「君!アタシになにもされてない?
アタシ押し倒したりしなかった?! アタシ…何でブランコ乗ってるんだろう…あれッ?えっ?」
麻薬のような現象…未来予知みたいな…
あたしだけ未来にいた…
良かった… なにもしてなかった…。
男の子をトイレに連れていってあげて、公園を出た…
公園を尻目に見ながら…歩を一歩…一歩…残像を記憶に刻み…刻み…過去を愛し…囚われるように…離さず…進みながら…
あたしは鞄からスマホを取り出してLINE通話を開いた。
「もしもし…」
「んしゃ子?!…良かった、、
仕事のHP見ても出勤してないしLINEも未読スルーだし…何で無視するのかなって
俺言ったじゃん…嫌になったら言ってって…」
あたし…見てないけど。
「受け付けなかったのかな? あたし見てないよ。
見た事にカウントされてないのかも。 愛と一緒だね、あたしには受理されてないよ。
送る場所があるだけ良いやん。
嫌じゃないから嫌って言ってない。
今日、お店に来てよ。」
「今だけは引き下がれない…
お願いだ…
俺は んしゃ子の時間を金に替えるという行為をしたくない…
普通に会ってくれないか? 」
プツン…
あー
吐きそうだ… こいつは、もうダメだな。
それでもあたしは、まだ何かを求めている…
まだ…悌蔵の死を実感しきれてない? なんか…あたし…生きてる感覚がない、、
自分を第三者として視てるみたいな…
父が死んだ日から…あたしおかしい。
「君!アタシになにもされてない?
アタシ押し倒したりしなかった?! アタシ…何でブランコ乗ってるんだろう…あれッ?えっ?」
麻薬のような現象…未来予知みたいな…
あたしだけ未来にいた…
良かった… なにもしてなかった…。
男の子をトイレに連れていってあげて、公園を出た…
公園を尻目に見ながら…歩を一歩…一歩…残像を記憶に刻み…刻み…過去を愛し…囚われるように…離さず…進みながら…
あたしは鞄からスマホを取り出してLINE通話を開いた。
「もしもし…」
「んしゃ子?!…良かった、、
仕事のHP見ても出勤してないしLINEも未読スルーだし…何で無視するのかなって
俺言ったじゃん…嫌になったら言ってって…」
あたし…見てないけど。
「受け付けなかったのかな? あたし見てないよ。
見た事にカウントされてないのかも。 愛と一緒だね、あたしには受理されてないよ。
送る場所があるだけ良いやん。
嫌じゃないから嫌って言ってない。
今日、お店に来てよ。」
「今だけは引き下がれない…
お願いだ…
俺は んしゃ子の時間を金に替えるという行為をしたくない…
普通に会ってくれないか? 」
プツン…
あー
吐きそうだ… こいつは、もうダメだな。
それでもあたしは、まだ何かを求めている…
まだ…悌蔵の死を実感しきれてない? なんか…あたし…生きてる感覚がない、、
自分を第三者として視てるみたいな…
父が死んだ日から…あたしおかしい。