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らゔぃあん☆ぴーち!

第3章 ぃ

「さてと」

ダメ親父には好みのセクシー女優が何人かいて
その女優達の新作がリリースされると買っているようだ。
欲を言えばもっとバラエティーに富んだ購入の仕方をして欲しいが贅沢は言うまい。
早速新しく購入されていた作品を再生してみると

「おお?」

珍しい
女性どうしの百合もののようだ。
この女優さんとしても初だと思うし
百合ものはダメ親父の趣味ではないのか私は今まで見たことがなかった。

百合ものだけに女優さんのお相手も女性なのだが
初めて見るその女優さんが
ちょっと桃に似た感じ……?

「むむむっ!」

勿論桃のほうが一億倍可愛いのだが
なんとなく
本当になんとなくだけど
雰囲気が似てる。

やば
やっば。

気づいたら前のめりになって口が開いていて
飲み込むのを忘れていた唾液が溢れそうになってじゅるっとすすった。

やばい。
これはやばい。

今までにないくらい興奮していることが自分でもわかった。
最後までがっちり見てから部屋へ戻り
そのままベッドへもぐりこむ。
掛け布団を頭からひっかぶって秘め事スタート
健全な青少年として当然の行為だ。

女同士ってああいう風にするんだな
なるほどな
新しい世界を知ってしまったな。

今しがた見たばかりの
桃にほんのちょっと似ているセクシー女優さん
その絡み姿に本当の桃が重なり
声が重なり

ああ
桃可愛い
可愛い
気持ちいい?
気持ちいいよね
一緒にイこっか
ああ桃
たまらないーっ

「うっ」

秒で秘め事は終わった。
掛け布団から顔を出して

「ふうっ」

あれ
あれ私今
桃とエッチする感じで興奮してたな。

ん?
あれ?
私もしかして桃のこと
そういう対象として見てる……?

布団を蹴り上げガバリと起き上がった。

「え?私ってこっち系……?」

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