
らゔぃあん☆ぴーち!
第8章 ち
しばし柔らかに抱き合って
そして
本当に自然に
私は桃の左頬に
紫苑は桃の右頬に
そっとキスをした。
バラ色に上気したすべすべの頬
微かに汗ばんで
触れた唇が吸いつくよう。
ああ
たまらない。
「……唇にもしたいんだけど」
思わず囁く。
「えっ!?」
桃の体が仰け反り
耳まで赤く染まる。
「じ、自分もだ」
「紫苑って私のことふしだらとか言うけどさ、本当むっつりだよね」
「うるさいな」
「唇は同時にキスできないから、じゃんけんで順番を決めよう」
「じゃんけんか。シンプルでいいだろう」
「ちょ、ちょっと待ってー!」
桃が真っ赤な頬を両手で覆う。
「そんな先のことまで考えてないよ!やめてー!ゆっくり進もうよ!」
「えー?」
キスがそんな先のこと?
いきなり胸を触らせたかと思えばキスを恥じらう天然な桃
小悪魔か
可愛いすぎる。
「桃がそう言うなら、ゆっくり進もっか」
「お願いします……」
「朱音はエロ過ぎて本当油断ならないからな」
「むっつり紫苑に言われたくない」
「桃、朱音に襲われそうになったらすぐに言うんだよ」
「それはこっちの台詞なんだけど」
「もー、二人とも仲良くしてっ」
いつものお決まりの展開
三人で顔を見合わせ吹き出した。
そして
本当に自然に
私は桃の左頬に
紫苑は桃の右頬に
そっとキスをした。
バラ色に上気したすべすべの頬
微かに汗ばんで
触れた唇が吸いつくよう。
ああ
たまらない。
「……唇にもしたいんだけど」
思わず囁く。
「えっ!?」
桃の体が仰け反り
耳まで赤く染まる。
「じ、自分もだ」
「紫苑って私のことふしだらとか言うけどさ、本当むっつりだよね」
「うるさいな」
「唇は同時にキスできないから、じゃんけんで順番を決めよう」
「じゃんけんか。シンプルでいいだろう」
「ちょ、ちょっと待ってー!」
桃が真っ赤な頬を両手で覆う。
「そんな先のことまで考えてないよ!やめてー!ゆっくり進もうよ!」
「えー?」
キスがそんな先のこと?
いきなり胸を触らせたかと思えばキスを恥じらう天然な桃
小悪魔か
可愛いすぎる。
「桃がそう言うなら、ゆっくり進もっか」
「お願いします……」
「朱音はエロ過ぎて本当油断ならないからな」
「むっつり紫苑に言われたくない」
「桃、朱音に襲われそうになったらすぐに言うんだよ」
「それはこっちの台詞なんだけど」
「もー、二人とも仲良くしてっ」
いつものお決まりの展開
三人で顔を見合わせ吹き出した。
