
らゔぃあん☆ぴーち!
第8章 ち
「桃……」
桃は澄んだ瞳のままじっと私達を見上げている。
マジか
本気と書いてマジなのか。
桃を紫苑と一緒に愛するなんて
桃を紫苑と共有するなんて
でも
でもそれが桃の答えなら
私は
「喜んでっ」
私は思い切り頷いた。
続いて紫苑も。
「わかった。桃の本気、受け止めた」
「朱音、紫苑……ありがとう……っ」
桃は潤む瞳で花が咲くように笑った。
そして私と紫苑も視線を交わし
共に笑顔で頷き合う。
紫苑
ずっと目の上のたんこぶ的な存在だったけれど
その実直な人間性
桃に対する真剣な想い
悔しいけれど私は認めていたんだ。
紫苑となら
共に桃を愛せる。
こんなこと紫苑以外では考えられない。
「三人で、ずっと仲良しでいようね。ずっと一緒にいようね」
桃の言葉に
三人の未来が眩しく照らされる。
「うん。大切にするからね桃。ずっと仲良しでいよう。誓うよ」
「桃、今までもこれからも、ずっと一緒だ」
桃を真ん中に包むように
私達三人は自然に抱き合った。
温かい。
三角形は今
全てを包む円になった。
桃は澄んだ瞳のままじっと私達を見上げている。
マジか
本気と書いてマジなのか。
桃を紫苑と一緒に愛するなんて
桃を紫苑と共有するなんて
でも
でもそれが桃の答えなら
私は
「喜んでっ」
私は思い切り頷いた。
続いて紫苑も。
「わかった。桃の本気、受け止めた」
「朱音、紫苑……ありがとう……っ」
桃は潤む瞳で花が咲くように笑った。
そして私と紫苑も視線を交わし
共に笑顔で頷き合う。
紫苑
ずっと目の上のたんこぶ的な存在だったけれど
その実直な人間性
桃に対する真剣な想い
悔しいけれど私は認めていたんだ。
紫苑となら
共に桃を愛せる。
こんなこと紫苑以外では考えられない。
「三人で、ずっと仲良しでいようね。ずっと一緒にいようね」
桃の言葉に
三人の未来が眩しく照らされる。
「うん。大切にするからね桃。ずっと仲良しでいよう。誓うよ」
「桃、今までもこれからも、ずっと一緒だ」
桃を真ん中に包むように
私達三人は自然に抱き合った。
温かい。
三角形は今
全てを包む円になった。
