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素敵な飼い主様

第7章 戻れない





今では、つけていることを忘れてしまうほど自然な首輪。



彼はつけているか、ということも確認しない。



・・・あたしは、もういらないのかな。




抱かせてくれないから、いらないのだろうか。




そう思えば思うほど、あたしは涙が零れそうになった。




あぁ、あたしは重症だ。






こんなにも、彼が好きだと、今更ながらに気づくなんて。



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