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素敵な飼い主様

第4章 ダンスパーティー





ダンスなんて、一度も踊ったことがない。



まして、ドレスだって着たことがない。



きっと、そんなあたしが行ったって足でまといになるだけ。



「だ、ダンスは遠慮しておくね。神矢にもそう伝えてくれない・・・?」


「はい、神矢様はきっとそう言うだろうと言っていました」



「でしょ・・・って、え?!」


また拾ったタオルを落としてしまう。



どうしてあたしは、出会った時から彼にすべてバレてしまっているのだろうか・・・。


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