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素敵な飼い主様

第4章 ダンスパーティー




策略であっても、彼女は彼を心底愛していた。



だから、離されるのは当たり前だったのだ。



使用人という立場だったあたしは、逆らえず、またお金のない生活を始めた。



そのうち自分の身体を売るようになって・・・、どんどん自分が汚れていった。



そこで出会ったのが、神矢。



汚いあたしを、飼ってくれたのだ。




20歳で初恋はあっけなく終わり、22歳、衝撃的な出会いをしてしまった。



けれど、もう恋はしない。
好きになんてならないと、決めている――――・・・。



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