テキストサイズ

素敵な飼い主様

第5章 傍にいろ






ふわりと、彼の甘い香りが鼻腔を掠めた。




「・・・椎名とどんな関係だ」



「元ご主人様・・・であって。あたしの初恋の人」



「初恋?」


「そう」


「なんだそれ」


「知らない」


「・・・ヤッてるのか」


「・・・イク寸前で、ばれた」


「・・・・・・・」


「・・・・・・・・」




なぜか、沈黙が流れた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ