VOICE
第3章 魔坂の…
黒曜「えっ!?
俺より年上なんですね…てっきり…」
琥珀「年下かと思っちゃった?」
黒曜「はい…すみません…」
再び…子犬みたいにシュンとする黒曜…
ずっきゅーん…♡って、してる場合じゃ…
琥珀「あはは…黒曜様は正直者ですね…
僕は童顔で…身長も高くないですから…」
黒曜「そ、そんな事っ…ないですよ…」
琥珀「あっ、でも…
大学では会わないですよね…?」
黒曜「えぇっと…俺、通信教育なので…」
琥珀「たまにしか大学に来ない…?」
黒曜「はい…ちょっと仕事もあり…」
琥珀「職種とか…聞いても良いですか?」
黒曜「……………」
琥珀「あっ…無理して答えなくても
良いですよ…質問は、ここまで大丈夫です」