VOICE
第27章 我に返る
黒曜「暫く…って、いつまでだ?」
「それは自分で調べろ…」
黒曜「役立たず…」
「何だよ…
琥珀には敬語で俺にはタメ語かよ」
黒曜「えっ!?俺とタメじゃないの?」
「俺、琥珀と同じクラスだよ?
俺…いっつも隣の席で、琥珀と
イチャイチャしてる♡琥珀…可愛いよね?」
黒曜「もう、それ以上、言うなッ!!」
「あぁ…琥珀と恋人の時は…
気持ちいい事してあげたら…悦んでたなぁ…
あの顔が堪らないんだぁ…
俺の方が勃っちゃって…」
黒曜「………………」
「でも、安心しろよ?俺、振られたから…」
黒曜「………………」
「性感マッサージしようとしたら
拒否られたよ…」
「それに俺が琥珀にマッサージしたのは
ふくらはぎだけ…もちろんタオル越しの
マッサージだから安心しろよ」