テキストサイズ

VOICE

第28章 改めて…


【琥珀】

琥珀「はぁぁぁぁ…」

 明らかに…
黒曜くんを避けてる事…バレてるよね…

 お弁当も喉を通らない…
僕は只今、恋煩いの恋する乙女…状態である

 でも無理矢理でも食べなきゃ…

 少しずつチビチビ食べて、やっと完食…
正直、味なんて分かんないよ…

琥珀「…黒曜くん…」 黒曜「何ですか?」

琥珀「はぁぁぁぁ…」

黒曜「琥珀さん…
俺の名前を呟いて何を考えてるんですか?」

琥珀「えっ…!!こ、黒曜くんッ!?」

黒曜「少しだけ俺に時間を下さい
…話をしたいです…」

琥珀「いやっあの…次は移動教室だから…」

 と僕は黒曜くんを横切りながら教室を
出ようとしたら…

黒曜「もう、逃がしませんよ?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ