VOICE
第13章 【琥珀】と【湊】
湊「えっ!?俺達に限って、
そんな事ないですよ…俺達…」
琥珀「はい、はい…
ゾッコンLOVEなんでしょ?」
湊「分かってるじゃないですか」
琥珀「だけどアレを見てよッ!!」
僕は涙目になりながら…
桃ちゃんと…愛しの黒曜くんを指差した…
湊「あぁ…桃と…イチャついてますね…」
(桃の奴…俺達と琥珀さんの関係は
黙っておけ、とは言ったけど…)
琥珀「あの姿を見てもキミは何とも
思わないのかッ!?
しっかりと桃ちゃんのハートを
鷲掴みしとかないとダメじゃないかッ!!」
湊「確かに…ヤり過ぎですね…
でも大丈夫ですよ?」
琥珀「湊くんは余裕だね…」
湊「それ良く言われます…
俺、余裕のある男を目指しているので、
てゆーか…」