VOICE
第18章 後悔…【琥珀】
とりあえず僕は…自分の部屋へ…
汚れたシーツは、そのまま…
ぐちゃぐちゃ状態…そんなに慌てて…
桃ちゃんに逢いに行ったの…?
胸が締め付けられ…涙を堪えながら…
汚れたシーツは洗濯して室内干し…
今度はリビングへ…テーブルの上には
僕の書いた置き手紙…
ぐちゃぐちゃに丸められてた…
僕の事は、どうでも良いのかな…
僕の手料理は…綺麗に食べてくれてた…
食材が無駄にならなくて良かった…
僕の手料理…黒曜くんは、どんな気持ちで
食べてくれたのかな?
僕は黒曜くんの事ばかり考えていた…
琥珀「夜ごはん…なに作ろうかな…」
何も思い浮かばない…
黒曜くんに…聞いてみようかな…
逢いづらいけど…