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VOICE

第19章 ふたりの想い…


【琥珀】

 僕は黒曜くんの部屋の扉の前へ…

 コンッ…コンッ…とノックをした…

 応答なし

 どうしたんだろう…

 僕は、ゆっくり扉を開いた…黒曜くんは…

琥珀「…寝てるの…?」

 ベッドに、うつ伏せ状態…
ゆっくり、そのまま寝かせておこうかと
思ったけど…掛け布団と毛布を掛けた方が
良いかな?と思い近づいた…

 だけど本当は…寝顔を見たかった…

琥珀「…ッ!?黒曜くんッ!?」

 なんだか様子がおかしい…顔が真っ赤で…
呼吸も荒い…おでこに触れてみた…

琥珀「あっつッ!!」

 しかも汗も…かいてない…

琥珀「…黒曜くんッ!!しっかりしてねッ!!」

 とりあえず、冷えピタ…貼っておこうッ!!

琥珀「黒曜くんッ!!死なないでよぉッ!!」

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