VOICE
第19章 ふたりの想い…
【黒曜】
俺は責めるように琥珀さんを
問い詰めてしまった…
本当は、こんな言い方したくなかった…
けど…早く本当の事を知りたかった…
明らかに琥珀さん…困ってる…
黒曜「俺は…夕べの事は…忘れないよ…」
琥珀「えっ…どうして…?桃ちゃんは…?」
黒曜「えっ!?…琥珀さん…桃の事…」
琥珀「桃…って呼び捨て…?
随分、親しげで腕を組んで…
ランジェリーショップに行って…まるで…」
琥珀さんに…見られてた…?
何か誤解してる?
黒曜「まるで…何?
…俺と桃が恋人同士みたいだった?」
琥珀さん…もしかして…嫉妬してる?
琥珀「な、何ッ!?笑ってるんだよッ?」
黒曜「桃は…俺の妹だよ…?」