テキストサイズ

VOICE

第3章 魔坂の…


 僕は自分の鼻を手で覆い…体勢を整え…

琥珀「いえ…大丈夫です…」

 とSEKIさん…から離れた…
顔出しはしていないけど声で分かる…

黒曜「えっ…!?でも鼻血が出てますよ…?」

 心配そうに顔を覗き込む…

琥珀「あっ…あの…距離が近いです…」

 僕は顔を反らし…後退り…

黒曜「あっ…すみません…」

琥珀「いえっ…鼻血は、
いつもの事なので…気になさらずに…」

黒曜「えっ!?
いつも鼻血を出してるんですか?」

琥珀「…はい…」

 週1にあるSEKIチャンネルの生配信…
それ以外はアーカイブ配信を視聴…
ラジオ番組やアニメやナレーション等を
聴きまくってまぁす♡
…なんて本人に言えるわけないっ!!

 SEKIさんに近寄る為に家事代行に来たと
思われる………ん?待てよ…?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ