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VOICE

第3章 魔坂の…


黒曜「あわわっ…す、すみません…
大丈夫ですか…?」

 その美しき美青年は、よろめいた僕に
腰に手を回して受け止めてくれた…

大丈夫ですか…
       大丈夫ですか…
              大好きです…

 最後は僕の願望です…
魔坂の…

 SEKIさん、やんけぇ~!! 

がっくりん…こ…してる場合じゃないっ…!!

黒曜「あ、あの、すみません…俺…」

 そう、もっと耳許で囁いてぇ…
うっとりしている僕…

 紛れもないSEKIさんの声だ…

 生配信の画面越しにだけ…顔はNGだが…
Vネックから見えるセクシー鎖骨…
首筋には小さなホクロ…イケメンボイース

 至福の時…

黒曜「あの…顔、赤いですよ…もしかして
打ち所が悪くて…救急車呼びましょうか?」

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