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VOICE

第20章 看病…


 黒曜くんの匂い…落ち着くなぁ…
 好き…大好き…愛おしい…
 僕にもっと甘えて欲しい…
 抱かれたい…もっと愛されたい…
 溢れる愛…受け止めきれないくらい…

 それくらいに…それ以上に…
 僕はキミを愛してる…
 黒曜くんを独り占めしたい…


黒曜「琥珀さん?何…してるんですか?」

琥珀「……黒曜くん…大好き…」

黒曜「琥珀さん…
そんなに俺の事が好きなの?」

 僕の耳許で…SEKIさんの…声…?

琥珀「…ッ!?えっ!?いやッ!!これは…」

黒曜「嬉しいな…元気になったら、
いっぱい愛してあげるね?」

 ぽんぽん、と軽く頭を撫でられた…

琥珀「どうして、ここに?」

黒曜「喉が渇いたから…
飲み物を飲みに来ただけだよ?
じゃあ、俺の部屋で待ってるからね?
琥珀さん…お休みなさい…」

 と黒曜くんは自分の部屋に行ってしまった

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