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シャーク×ロストコロニー みにくいケイトはもう逃げない

第11章 あとがき

「サメ」

いくつかサメ映画小説のアイデアを出してる時

人間対サメ
モビルスーツ対サメ

とかいろいろ書き出してました

というのも人間と対峙させるなら5mぐらいの大きさで十分なんですが、

巨大ロボットと対峙させるのなら、
せめて15〜20mの大きさにしないとバランスがとれません


サメというより中生代の絶滅種メガロドンですね

今回は宇宙に出没するサメという事なので、
本当のサメでなくていいぶん、書きたい放題でした


水もない、空気もない、何に負荷をかけてヒレを動かすのか、よくわかりませんが、サメ映画なんてそんなもんです

空も飛ぶし、砂の中にも潜るし、霊界にもいくサメが出てくる映画がたくさんありますので、気にはしません


さらには最後にナノスキン・テクノロジーで作られた人工物としましたので、なおさらです

つまり、ボクの自由


今回のサメは大型に設定して書き進めていたのですが、1箇所だけどうしても不似合いなシーンが有ります


管理センターの地底湖から出現するシーン

どうイメージしても、20mの巨体はムリだろう、とわかっていながら書き進めました


街に出てから巨大化してビルを倒したり、ロボットのお腹に食らいついたりしてますね


ナノスキンは何でも出来るんです!!


ナノスキン・テクノロジーのイメージはいくつかあって、

映画ターミネーター2の敵T-1000のあの変幻自在なアメーバのような水銀のような材質、

またアニメゲッターロボのようなグニャグニャに変形する素材、

でも一番イメージしていたのはビデオアニメの「真ゲッターロボ」の四角いパーツが次々と出現して表面を構築して動画がいちばんイメージしやすかったです



このナノスキン・シャーク、

身体の全体を構成したタイプの案(T-1000型)と、

本当はモビルアーマーが出てきて、表面だけをサメに偽装している案のふたつのパターンを考えていました


だけど、せっかくサメを倒したのに、またモビルアーマーとのバトルシーンを書くのが億劫で、

結局、すべてナノスキン・テクノロジーで構成されていた、というラストにしました


サメの倒し方、サメの攻撃の仕方も、
だんだん似通ってきたので、こちらの想像力のほうが枯渇してしまいました


2024.05.10

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