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朕の母
「精霊の情報によると…裏切ったのは…
貴女の息子では…？
と、言うより貴女も同罪よ…っ！！」

　と、朕の母は扇子を閉じ…言い放つ…

弦の母
「それに貴女の愛する旦那様も世界征服を
企んで【禁忌の曲譜】を欲しがっていた
そうじゃない…？私の息子は…
訳もなく人を殺めたりしないわ…っ！！」

　と、弦の母も正々堂々と立ち向かった…

　女の立ち位置は…
板挟み状態…逃げられない…

朕
「よもや、よもや～…師範殿…
どういう事よ…話が見えないぞよ…」

　と、朕は傍に居る師範殿に小声で
話し掛けた…

師範殿
「実は…かくかく然々…で…」

　と、師範殿は朕と弦に今までの
事の経緯を話したのだ…