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　先に【仙人の領域】に放り込まれたのは
祭とシャンであった…

　空中に放り込まれ…僅かな秘力を使い
シャンを抱え、ゆっくりと地に足を着いた…

　そして、暫くすると…朕と弦も同様に…
朕に抱えられている弦も着地した…

　先に口を開いたのは祭だった…

祭
「なんだ…お前らも来たのか…」

　無事だった事に安堵する間もなく…
朕はシャンの容姿を見て…愕然とした…

朕
「祭殿…これは一体…どういう事じゃ…」

　シャンの姿は容姿端麗…とは程遠く…
肌は、ひび割れ…爛れた褐色肌…
頭を抱えて…苦しそうにしている…

弦
「おい、おい…まつり～…
こいつ…本当に…シャンかよ…？」

　と、相変わらず酒を呑みながら余裕綽々…