テキストサイズ

恋慕

第31章 仙人の領域…



「な…っ!?身体が動かない…っ!?」


「お前が余計な事を言うからだろうっ!!」


「よもや、よもや~…ふたり共よせ…
抵抗すれば秘力を奪われるぞよ…」

シャン
「あぁ~…頭が…痛いよ…」

 と、四人の身体は地面に重力で押し潰され
まるで、身動きが取れない状態である…


紫仙
「耐えられぬのか…?鍛練が足りぬな…
秘力の1割も出しておらんぞ…?」

 と、紫仙は四人を見下し嘲笑っていた…


「お前…紫仙とか、言ったな?
【仙人の領域】の管理者…極悪非道め…」

 と、弦は紫仙を睨み付け抵抗する…


「だから、弦…余計な事を言うな…あの…
貴方の名は何と呼べば宜しいでしょうか?
俺の父さんと母さんが【仙人の領域】に
行けば安全な処(?)に…」

 と、続きを伝えようとしたら…
喉が締め付けられてしまった…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ