恋慕
第31章 仙人の領域…
紫仙
「ほぅ…安全な処に?とは…?
この私が、お前らガキ共を助けるとでも?」
と、問いかけるが四人の喉は締め付けられ
声が出ない…それを良い事に紫仙は…
紫仙
「その身なりを見た所…名家である
朕家・弦家・祭家・シャン家の者だな…
これは愉快だ…
戦で【禁忌の曲譜】を奏で…
仕舞いには琴で味方の首を跳ねたか…」
と、更には…
紫仙
「お前ら…この領域から、さっさと失せろ」
冷たい視線と声が四人の胸に突き刺さる
シャン
「そ、それは…嫌だ…この場所は嫌だ…
頭…痛いよ…苦しい…
何故…貴方は全て知ってるの…?」
と、矛盾した言動と疑問を言い放つ…
紫仙
「ほぅ…
これは驚いた…この私に抵抗するのか?」