
恋慕
第40章 救世主…
そこへ…天から…
天
「まぁ…まぁ…それでは、あまりにも
祭様と弦様は不利な状態で…
可哀想なので私から、
ささやかな贈り物といきましょうか…」
と、天は…
秘力を使い…牢に閉じ込められていた
シャンと朕を解放し…
祭には御札と傀儡の代わりに…
と、シャンを使うように…横笛を渡され…
弦には胡弓と琴…それから弓を渡され…
朕には扇子と扇…それから剣を渡された…
疑り深い朕は…天に…
朕
「よもや、よもや~…何故に…
このような贈り物をするのですか…?」
天
「ふふふ…勘違いをされては困りますね…
今日は私の気分が良いからですよ…
それから…シャン様と朕様の秘力も
回復させておきましたので…
思う存分…紫仙様を叩きのめしてください」
と、天は楽しんでいた…
