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天
「それより…
君の名は何と言うのですか…？」

　と、天は何故か頬を染め…
下級使いの門番に尋ねた…

下級使い
「え…っ！？あたいの名は…下級使いなので
ありませんけど…紫仙様からも、
おい、お前…門番…と言われてます…」

　と、下級使いは、天に、しどろもどろ…

　それを聞いた天は…

天
「おや、おや…
私と同じ扱いをされてきたのですね…
君は立派に門番の役目を果たし…
自分の仙力を使い…
祭様と弦様を回復なさったというのに…」

　と、切なそうに天は、下級使いに言った…

下級使い
「そ、そんなぁ…立派だなんて…」

天
「おや、おや…可愛らしいですね…
それよりも…名がないと不便ですね…
それでは…
この私に君の名前を付けさせてください…」