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恋慕

第43章 仙宮…


 それを聞いた祭は…


「違う…ッ!!そうじゃない…ッ!!
俺達は一線を越えてはいない…ッ!!
弦…ッ!!あの時、ふたりで誓っただろう」

 と、祭の顔は青ざめていた…

シャン
「違うって、どういう事…ッ!?
僕の事を想って自慰したんじゃないの?
ふたり…って…
弦と、ふたりで何を誓ったの…ッ!?
愛を誓ったの…ッ!?僕を捨てないでよぉ」

 と、シャンは祭の肩を両手で持ち
上下左右に揺さぶった…


「シャン…落ち着け…ッ!!
誰が、あんな奴と愛を誓うか…ッ!!
俺は…シャン一筋だぁ…ッ!!」

 それを聞いていた朕は…


「祭殿よ…弦を、あんな奴…呼ばわりとは
聞き捨てならぬな…」


「えっ…!?…朕も嫉妬してくれるのか?
おいら…嬉しい…」

 と、弦は頬を染め…嬉しそう…

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