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恋慕

第44章 変化…


【変化…】

小豆
「四人とも無事でなによりです…
あたいは安心しましたよ…」

 と、四人は…この美青年が
自分の事を、あたい、と言った事に
違和感を感じた…それに…


「あたい…って…あぁ…ッ!!
お前…もしかして、門番の小僧かぁ~!?」

 と、弦は…
美青年の方を指差し…驚いていた…

小豆
「そうです…天様のお陰で中級使いの…
名は小豆と申します…
あの刻は、あたいの仙力を使い祭様と弦様を
助けてやったのにも関わらず…
あたいに酒を呑ませ…眠らせ…
恩を仇で返すとは…如何なものかと…」

 と、下級使いの小僧とは別人になり…
四人は驚いていた…


「え…っ!?あ、あれは…でも…お前…
化けたもんだなぁ…」

 と、弦は小豆の周りを、うろうろ…

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