恋慕
第43章 仙宮…
弦
「あれ…湯浴み…?…食事…?そういえば…
この場所って…古宿…?」
と、四人は…
周りを、きょろ、きょろと…見渡した…
紫仙
「はぁ?馬鹿か…ッ!!
よく視てみよ…お前らの目は節穴か…!?
仙力で視てみろッ!!」
と、紫仙は、呆れていた…
四人は仙力で集中して…瞬きして…
もう一度…視てみた…
すると…豪華絢爛の仙宮…
何ともいえない…言葉を失うほどの建物…
紫仙は、それを見て…
紫仙
「お前らは仙力を手に入れたんだ…
仙力の無い奴は古宿に視えるからな…
これからは常に秘力と仙力を一定に保ち
相手に気づかれぬように鍛練を怠るなよ…」
と、紫仙は四人に
説明をして寝殿から出て行ってしまった…