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恋慕

第6章 友達…



「よもや、よもや~…弦よ…我は、
そなたの悲しむ顔は見たくないぞよ?
誰も、そなたを責めては、おらぬ…
友が出来たのだ…これからは友と共に
互いに絆を深めようではないか…」

 と、朕は扇子をパッと開き…
秘力で周囲の空気を扇いだ…

 すると、不思議な事に皆の気持ちが
落ち着いた…


「シャン…ごめんね…それから…朕…
友と共に…って洒落…全然面白くねぇぞ…」

 弦はシャンに謝罪をし、朕に…
突っ込みを入れた…

シャン
「うん…良いよ…僕も、ごめんね…
だけど祭の事は…まつりって言わないで…」

 と、シャンは弦に釘を刺した…


「約束は出来ないが…
なるべく言わないように、するよ~」

 と、弦は、曖昧に答えた…

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