恋慕
第47章 覚悟…
天
「近頃の小豆は…そのぉ…御仕事ばかりで…
それに…中級使いに、なってからは
男女問わず言い寄る方も多くなり…私は…
小豆にとって、どういう存在なのか…
胸の奥が苦しくなるばかりです…なので…
もし、私の事が迷惑な存在ならば…
私を振ってください…ッ!!」
と、天は夜這に来たにもかかわらず
気持ちとは裏腹に…小豆に言ってしまった…
小豆
「…それ…本気で言ってます?
さんざん俺を煽っておきながら…
こっちの気持ちも知らないで…」
と、小豆は天を押し倒し…口付けをした…
小豆
「天を心から愛してます…だから…
俺の傍に居て欲しい…
余生を共に過ごすのでしょう?
他の誰にも…渡したくないです…」
と、小豆は天を優しく抱きしめた…