恋慕
第50章 小休止…壱
【小休止…壱】
天は小豆の為に小豆団子と最高級玉露抹茶
を用意している間に…
朕・弦・祭・シャンの
四人は慌てて別な部屋へ移動し…
弦
「おいら、良い事、思い付いたぞ…ッ!!」
弦は、そう言うと、机の上に竹筒と
見た事もない薬草に液体を、ずらりと並べ…
弦は、あれと…これと…と、
煎じ始めた…布を取り出し…竹筒に被せ…
煎じた物を濾して…最後に…液体を…
朕
「よもや、よもや~…
これは芳しい…優美な香りじゃ…」
と、朕は身体が火照り始め…
シャン
「ねぇ、ねぇ…まつり~…僕たち…そのぉ…
やっと再会したと思ったら…また離ればなれ
になったでしょ…?」
と、シャンの様子が、おかしい…
祭
「あぁ…そうだな…」
祭は…え…ッ!!
なんか厭な予感すんの俺だけ?
と、思っていた矢先…