
恋慕
第52章 小豆の想い…
天
「あ、あの…小豆様…祝言とは…?」
紫仙
「お前は馬鹿か?祝言も分からんのか…?」
天
「わ、私は小豆様に聞いてるんですぅ!!」
と、天は頬を膨らませ…
小豆
「えっ!!あの…まだ先の事ですが…
誰が、あなたを養うんですか…?」
と、照れながら小豆は天に言った…
天
「えぇッ!?や、養う~!?」
と、天の鼓動が乱れまくっている…
小豆
「まだ、分かりませんか…?
紫仙様のいう通り…あなたは本当に
馬鹿ですね…では、質問を変えて…
天は…誰に養って貰いたいですか?」
と、天は
小豆から…天…と呼び捨てされ嬉しそう…
天
「も、もちろん…
小豆に養って貰いたいです…」
と、天は
瞳を潤ませ…大粒の涙が溢れだした…
