恋慕
第54章 真実…
紫仙
「さっきも言っただろう…
極秘で流刑にしてやったんだ…
島からは出られん…
島から出られたとしても、【仙人の領域】
には、その腕輪がないと入れないんだぞ?」
と、四人の腕には…通行証を意味する
腕輪が、はめられていた…
紫仙
「言っておくが…その腕輪の所有物は、
もう、お前らの物だ…それに…
お前らの親の時代は終わったのだ…」
シャン
「…どういう事…?くぅには逢えないの?」
と、シャンは悲しそうにしていた…
紫仙
「これからは、お前らの時代だ…
お前らの親の想いを引き継いで…さっさと
【人間の領域】を民を…戦から護れよ…
但し、仙力は使うな…秘力を高めよ…
ほとぼりが冷めたら、お前らの親にも…師範にも傀儡にも逢わせてやる…
その為には…後日…私達に勝つのが条件だ」