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朕
「よもや、よもや～…だが、
後日の勝負には…仙力が必要なのでは…？」

紫仙
「秘力を高めれば仙力も上がる…
秘力で仙力を抑えるのだ…それに…
お前らには【人間の領域】に戻ったら
師範になって貰うつもりだ…」

弦
「えぇ～ッ！！お、おいら達の密月はぁ？」

紫仙
「はぁ～…
お前らの頭の中は、それしかないのか…」

　と、紫仙は呆れ返っていた…

朕
「よもや、よもや～…だが、しかし…
紫仙殿は…
何故、我らに良くしてくれるのだ…？
我らの親や師範殿…
くぅ殿も助けてくれた…
それに…祝言や稽古も付けてくれるとは…」

　と、朕は
極悪非道の紫仙の行動が読めずにいた…

紫仙
「ふんッ…ただの暇潰しだ…そうだなぁ…
やはり…今からでも…勝負するか？
めんどくさい事は後回しにしたくない…」