テキストサイズ

恋慕

第16章 夜明けと共に…


 祭は寝惚けているシャンを起こし…
橙色の衣を着せ髪を解いて結ってあけだ…


「お前さぁ…逢わない間に、こんなに、
だらしなくなったのかよ?
顔は自分で洗えよ…あと口も濯げ…」

シャン
「う~ん…まつりに甘えたいのかも…
まつりの口移しで…口を濯ぎたいなぁ…」

 と、上目遣いでシャンは祭に、おねだり…


「駄目、駄目~…んんっ!?」

 と、シャンは祭に口付けをした…
しかも舌を中に這わせ…濃厚な口付け…


「くはぁ…ちょ、ちょっと、やめろっ!!
もう、早くしろよなっ!!」

と、祭は理性を保ちながら…



「そう、そう…朝っぱらから…お熱い事で」



「よもや、よもや~…早ぅせねば
師範殿に叱られてしまうぞよ?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ