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祭
「そっか…じゃあシャンは二回目も
成人の儀式をした、って事になるな…」

シャン
「ふふふ…っ…そうだね…そう言えば…
…僕らの親…凄いよね…
終戦になって疲弊してるはずなのに…
回復するのが早いっていうか…」

　と、シャンは不思議そうに思った事を
呟いた…

祭
「そうだな…日々鍛練を磨いて…
鼓動を乱してないから…？
それより…シャン…少し抜け出さない…？」

　と、祭はシャンの耳許で囁く…
シャンは祭の吐息で…少し顔が火照っていた

シャン
「まつり…少し…酔ってるでしょ…？」

　と、照れくさそうにシャンは頷いた…

祭
「シャンを見てたら酔ってしまった…
良い場所があるんだ…
おいで…早く、ふたりきりになりたい…」

　と、半ば強引に祭はシャンを連れて
ある場所へと向かった…