テキストサイズ

恋慕

第21章 それは突然に…


師範殿
「では…鐘を鳴らし…
民達に避難をして貰いましょう…」

シャンの父
「鐘を鳴らすと…混乱してしまうから…
傀儡と精霊にしか聴こえない僕の笛の音で、
もう既に地下に避難をして貰ってます…」

師範殿
「そうですか…それは、一安心ですね…」

 と、シャンの父の言葉を聞いて
胸を撫で下ろす師範殿…

シャンの母
「それに、私達の秘力で結界を
張ってるから大丈夫だと思うけど…」

 と、少し不安そうなシャンの母…

弦の父
「なぁに、心配する事はないさ…
おいら達で民を護り…我が子を護るさ…
この命に掛けて…な…」

弦の母
「もう、こんな時でも、酒を呑んで…
不謹慎ですよ…」

 と、弦の父は酒壺を片手に…余裕綽々
弦の母も、微笑んでる…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ