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恋慕

第22章 一致団結…



「じゃあ…二手に別れよう…」

シャン
「まつりと僕…そして、朕と弦…
くぅは…精霊と…」

 と、シャンが指示をしていると…


「おい、おい…
なんでシャンが仕切ってんだ?それに…
二手に、って…三手に、なってるだろう…
これが増えれば四十八手…に、なるな…」


「よもや、よもや~…弦よ…
晴天と書いて、天晴(あっぱれ)よのぅ…
では、この戦が終われば…今は亡き…友の墓
で落ち合おう…決して無理はするなよ…」

《みんな…絶対に死なないでね…
   窮地に陥る前に、くぅを呼んでね…》


「お前は、主の言う事は聞かないから
呼ばなくても来るだろう…?」

シャン
「まつり…そんな言い方…しなくても…」

  《シャン…くぅの頭…撫でて…》


「何故、そうなる…」

 と、シャンは、くぅの頭を撫でてやり…
くぅは嬉しそう…

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