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私ね先生がすきになっちゃったみたいなの

第10章 Episode7:Life

桃井先生は私の耳元で囁いた

「…今日とってもビックリすることがあると思うけど…ビックリして産気づいたりしないでね?」

それはない(笑)
でもビックリする事って何だろう??

私は教室へ入った
周りがザワザワしていた
私が辞めるから…ザワザワしてるんだ
そう思ってた

「ちーちゃん…」

「ち、ちこ…」

瑠璃とあーちゃんは同じ方向を見て驚いてる
ん?2人とも何でそんなに驚いてるんだろう…

「…席に座れ」

教壇には先生がいた
えっ、どういうこと…?
もしかして桃井先生が言ってた事って…コレ?

「…な、なんで」

「…ただいまって赤木とは今日限りだな」

どうして先生がいるの?
ちゃんと説明もないまま終業式が始まった

私は立ってる事が辛かったので
桃井先生と一緒に座っていた

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