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アパート

第3章 2階へ

それからも彼女のことは気になっていた。

仕事はしているのかもしれないが、時間に統一性があるようには見えない。ドアの閉まる音で出入りはわかるが、時間が決まっていないように感じる。

そんなある日の夜9時頃、玄関のチャイムが鳴った。

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