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アパート

第3章 2階へ

玄関のチャイムが鳴り、僕がドアを開けると彼女が立っていた。

彼女は、

「すみません!ちょっと良いですか?」

と言った。

季節は夏に差し掛かり、彼女の服装もTシャツにショートパンツという夏らしい格好で、顔は薄っすらとメイクをしているようだった。以前、ベランダで見たときより、可愛いという印象を受けた。

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